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鹿児島市役所 不適正な事務処理などで2人減給処分

2024年7月5日 19:39
鹿児島市役所 不適正な事務処理などで2人減給処分
 鹿児島市は適正な事務処理を怠ったとして、職員2人を減給の懲戒処分にしたと発表しました。

 減給の懲戒処分をうけたのは、市民局に所属する男性主任(38)と男性主査(51)です。

 鹿児島市によりますと、男性主任(38)は、電柱などを目的外で使用するときの許可証を上司の決裁を得ずに68件発行。上司の印鑑を無断で使用していたなど、不適正な事務処理を複数、行ったとして、1か月の給与を10分の1減らす懲戒処分をうけました。

 一方、男性主査(51)は、新聞の購読料の支払い事務において、2年分の集金を怠り、不足分の約32万円を課で管理していた別の口座から不正に流用したなどとして、3か月の給与を10分の1減らす懲戒処分を受けました。流用した金額は、すでに本人が補填していたということです。

 鹿児島市は「再発防止を図るとともに適正な事務執行を徹底してまいりたい」としています。