〇〇が高い児童生徒ほど正答率が上がる傾向…全国学力テスト結果から県教委が分析 冬休みの子や親は?
「自分にはよいところがあると思うか」この質問にあなたやあなたのお子さんはどう答えますか?県教育委員会は全国学力テストの結果から自己肯定感が高い人ほど正答率が高い傾向にあるという分析結果を明らかにしました。
今年4月、県内の小学6年生と中学3年生が参加した全国学力テスト。平均正答率は小学生の国語が全国平均を上回ったものの、それ以外は全国平均をやや下回りました。
県教育委員会は「自分にはよいところがあると思う」という自己肯定感の高さを測る質問と正答率との関係を調べました。すると、肯定的な回答をした児童ほど国語・算数ともに平均正答率が高い傾向が見られたのです。これは中学生でも同様の結果でした。街で聞いてみると…
(高校2年生)
(Q何かが高いお子さんの方が正答率がより高いっていう結果が出たんですけど)
「睡眠の質?」
(Q自己肯定感。納得ですか?)
「(私は)あまり高くないけど頭のいい人は自分を好きな人が学校の周りにも多くて納得です」
(小学3年生の父)
「逆についつい叱るというか言っちゃうことで萎縮するというか自己肯定感を低くしてしまってるのかなっていうのがある」
(小学5年生)
「テストで高い点が取れたときとかいろんなことが出来たとき(褒められると)やったー自分ってすごいんだなと思ったりする」
(小学6年生の母)
(Q自己肯定感が高いお子さんほど正答率がいいというのは?)
「興味を持っていろんなことに挑戦するからなのかな。(娘は)高いんじゃないですかね自信はある‥ないことはない」
自己肯定感と正答率の関連について臨床心理学が専門の鹿児島女子短期大学瀧井綾子助教は「正答率が高い、つまり成績のいい人ほど自己肯定感が高いとも言えるのでは」と指摘しています。
県教委は自己肯定感が高い人ほど正答率が高い傾向にあると分析しましたが、実は今回のテストでは鹿児島は自己肯定感の高い児童生徒の割合が全国平均より低いという結果でした。子どもの自己肯定感を上げる接し方について瀧井助教は「子どもの行動のうちつい目がいきがちなのは『問題行動』だが意識を変え、見逃しがちな『望ましい行動』の方に注目しポジティブな感情を増やすことが大事。そうした見方をすることで教師や親の生活の質も上がる」と話していました。
今年4月、県内の小学6年生と中学3年生が参加した全国学力テスト。平均正答率は小学生の国語が全国平均を上回ったものの、それ以外は全国平均をやや下回りました。
県教育委員会は「自分にはよいところがあると思う」という自己肯定感の高さを測る質問と正答率との関係を調べました。すると、肯定的な回答をした児童ほど国語・算数ともに平均正答率が高い傾向が見られたのです。これは中学生でも同様の結果でした。街で聞いてみると…
(高校2年生)
(Q何かが高いお子さんの方が正答率がより高いっていう結果が出たんですけど)
「睡眠の質?」
(Q自己肯定感。納得ですか?)
「(私は)あまり高くないけど頭のいい人は自分を好きな人が学校の周りにも多くて納得です」
(小学3年生の父)
「逆についつい叱るというか言っちゃうことで萎縮するというか自己肯定感を低くしてしまってるのかなっていうのがある」
(小学5年生)
「テストで高い点が取れたときとかいろんなことが出来たとき(褒められると)やったー自分ってすごいんだなと思ったりする」
(小学6年生の母)
(Q自己肯定感が高いお子さんほど正答率がいいというのは?)
「興味を持っていろんなことに挑戦するからなのかな。(娘は)高いんじゃないですかね自信はある‥ないことはない」
自己肯定感と正答率の関連について臨床心理学が専門の鹿児島女子短期大学瀧井綾子助教は「正答率が高い、つまり成績のいい人ほど自己肯定感が高いとも言えるのでは」と指摘しています。
県教委は自己肯定感が高い人ほど正答率が高い傾向にあると分析しましたが、実は今回のテストでは鹿児島は自己肯定感の高い児童生徒の割合が全国平均より低いという結果でした。子どもの自己肯定感を上げる接し方について瀧井助教は「子どもの行動のうちつい目がいきがちなのは『問題行動』だが意識を変え、見逃しがちな『望ましい行動』の方に注目しポジティブな感情を増やすことが大事。そうした見方をすることで教師や親の生活の質も上がる」と話していました。
最終更新日:2024年12月26日 19:53