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「足がついていかない」鹿児島伝統の正月遊び破魔投げ “いっどー”の掛け声 200人が白熱の戦い

2025年1月13日 19:45
「足がついていかない」鹿児島伝統の正月遊び破魔投げ “いっどー”の掛け声 200人が白熱の戦い
 鹿児島に古くから伝わる正月遊び、「破魔投げ」の大会が鹿児島市で開かれました。

(参加者)
「いっどー!」

 800年以上の歴史がある破魔投げは、武家の子どもたちに親しまれてきた正月遊びです。「いっどー」の掛け声とともに「はま」と呼ばれる直径5センチの木の円盤を相手の陣地に打ち込みます。13日は子どもから大人まで約200人が参加しました。

(参加者)
「投げるところが難しかった」
(参加者)
「方向転換とかが大変でした。足がついていかない」

 破魔投げがホッケーの競技に似ていることから2024年、九州大会にも出場した武岡台高校ホッケー部も参加しました。

(武岡台高校ホッケー部南美咲さん)
「打つ感じはにているなって思いました。木の棒ってことでいろんな形があって難しい」
(鹿児島市破魔投げ保存会竹下建夫会長)
「2025年は30チームが参加ということで盛大になりまして嬉しい。繋いでいくことが伝統行事の目的だと思っているので永遠と脈々と続いて欲しい」

 伝統ある鹿児島の行事。白熱した戦いが繰り広げられました。
最終更新日:2025年1月13日 20:03