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運転士不足で運行ダイヤの維持困難 肥薩おれんじ鉄道が2月1日から一部運休へ「引き続き採用活動を」

2025年1月10日 19:19
運転士不足で運行ダイヤの維持困難 肥薩おれんじ鉄道が2月1日から一部運休へ「引き続き採用活動を」

 川内駅と八代駅の区間を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が2月から一部の列車で運休を行うと発表しました。運転士の退職が重なり新たな人材の確保が難しいためと説明しています。

 肥薩おれんじ鉄道は1月10日、運転士不足を理由に2月1日から一部の列車で運休を行うと発表しました。平日53本のうちの5本と、土日祝日50本のうち2本を運休するということです。

 本来、運転士は35人必要ですが現在は4人減り31人に。休日出勤などで運行を維持していましたが、運転士の健康維持や安全運行の観点から、運休に踏み切ったということです。

 肥薩おれんじ鉄道は「朝の時間帯の運休のため影響の出るお客様に対してはご迷惑をおかけしますが、ご協力とご理解をいただきたい。引き続き運転士の採用活動を続けていく」とコメントしています。

 今回の運休に伴う代行バスなどは予定していないということです。詳しい運行ダイヤは肥薩おれんじ鉄道のホームページなどに掲載されています。

最終更新日:2025年1月10日 19:19