“北ふ頭”白紙のスタジアム構想 県と市が進捗状況などJリーグに報告
鹿児島市の新たなスタジアム整備について、県と鹿児島市が29日、進捗状況をまとめた報告書をJリーグ宛に提出しました。
鹿児島市の新たなスタジアム構想を巡っては、下鶴市長が今年2月、北ふ頭への整備を断念し、候補地が白紙に戻りました。そうした中、鹿児島ユナイテッドFCが申請している「J1クラブライセンス」に関連して、県と鹿児島市はJリーグからスタジアムの進捗状況の報告を求められ、29日、ユナイテッドを通じて報告書を提出しました。県と鹿児島市は「県と市の課長級職員が協議を行い、候補となり得る土地のリストアップなどについて検討を進めている。できるだけ早い時期に候補地を選定したい」と報告書に記載し、互いに連携して取り組みを進めていることを強調しました。鹿児島ユナイテッドFCにJ1クラブライセンスが交付されるかどうかの決定は9月末までに行われる予定です。