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デザイン百覧会始まる ウニを使った作品に角度で変わるアート作品も! デザイナーなどの作品が集結 

2025年3月14日 19:08
デザイン百覧会始まる ウニを使った作品に角度で変わるアート作品も! デザイナーなどの作品が集結 
 こちらの青鬼ですが、角度が変わると赤鬼に変わります。平面を立体的に見せる技術で印刷されています。14日、鹿児島市で始まったのは県内のデザイナーなどの作品が集まった博覧会です。海の生き物から作られたというこちらの作品。一体何でできているのでしょうか。

 鹿児島市のカクイックス交流センターで14日から始まったのは、県内のデザイナーなどの作品が集まった「デザイン百覧会」です。

(記者)
「14日から始まったデザイン百覧会。たくさんのブースが集まりました。こちらのブースはカラフルな作品が並んでいてなんとウニのトゲや殻、歯を使った作品まで並んでいる」

 こちらに並んでいる作品はすべて「ウニ」の殻やトゲなどでできています。温暖化の影響で急増して駆除され、売り物にならないウニを作品にしているといいます。

(藤本滋生さん)
「駆除したウニの使い道がないかということでいろいろなアート作品ができると思って始めた。きるだけ多くの人に見てもらいたい」

 こちらは日置市の印刷会社のブース。見る角度によって絵柄が変化する作品が展示されていて、こちらの青鬼は見る角度が変わると、赤鬼に変わります。表面のかまぼこ状のレンズが平面を立体的に見せているといいます。

 他にも、着物の帯を使ったバッグなど、様々な作品が展示・販売されています。

(鹿児島デザイン協会・高橋リエ理事長)
「デザインは敷居が高いと思われがちだが身近なものもたくさんある。みなさんのもっと楽しいとかもっと快適にを探しにきてもらえれば」

 デザイン百覧会は、16日日曜日まで開かれています。
最終更新日:2025年3月14日 19:08
鹿児島読売テレビのニュース