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不足叫ばれる米をドライバーに 児童が交通安全を呼びかけ 秋の全国交通安全運動 配布 金峰学園

2024年9月25日 18:41
不足叫ばれる米をドライバーに 児童が交通安全を呼びかけ 秋の全国交通安全運動 配布 金峰学園
 9月21日から、秋の全国交通安全運動が行われています。南さつま市の国道では、25日の朝、交通安全を呼びかけようと、全国的に不足が叫ばれている「あるもの」が配られました。

(金峰学園5年生の児童)
「交通安全を心掛けてください。私たちが作ったおです。どうぞ食べてください」

(米をもらった運転手)
「ありがとうございます」

 25日、南さつま市の国道で配られていたのは、全国的に不足が叫ばれている「米」です。

 金峰学園の5年生の児童56人が自分たちで育てた米を配りながら交通安全を呼びかけました。

 金峰学園では、地元について学ぶ一環として、田植えから稲刈りまでの一連の作業を体験する学習が行われています。

 25日、配られた米も、3月に児童が田植えを行い、7月に収穫したものです。

(米をもらった運転手)
「身を引き締めて気をつけていかないとと思う。貴重なのでありがたくいただきたい。元気をもらえる」

(金峰学園5年生の児童)
「事故のないように気を付けてほしいと思いながら配った」

(金峰学園5年生の児童)
「一生懸命育てたからおいしく食べてほしい」

 子どもたちは、気持ちを込めて育てた米と、たくさんの笑顔を配っていました。
最終更新日:2024年9月25日 19:46