「福島第一原発事故の教訓は?」川内原発1・2号機の運転差し止め訴訟 住民側が控訴
福島第一原発の事故を受けて住民たちが川内原発の運転の差し止めを求めた裁判について鹿児島地裁は住民側の訴えを退けました。住民側はこの判決を不服として5日控訴しました。
(原発なくそう!九州川内訴訟弁護団・森雅美共同代表)
「福島第一原発事故、これの教訓はどうなったのか思わざるおえない内容の判決になっている。とてもこれでは不服であるということで本日控訴を提起いたし ました」
この裁判は13年前、鹿児島や宮崎、熊本などの住民が、九州電力と国に川内原発1・2号機の運転の停止を求めていたものです。鹿児島地裁は2月、「運転によって人格権が侵害されるような具体的な危険性は認められない」などとして、住民側の訴えを退けました。
この判決を不服として全国19都県の住民165人による原告団は5日、福岡高裁宮崎支部に控訴しました。
(原告団・森永明子団長)
「裁判が続くので判決に意気消沈しないで、また裁判がはじまっ たので盛り上がるように宣伝をしたり傍聴の呼びかけをしたり、そういうことを引き続きや っていけたら」
九州電力は「控訴状が届き次第内容を確認し適切に対応する」とコメントしています。
(原発なくそう!九州川内訴訟弁護団・森雅美共同代表)
「福島第一原発事故、これの教訓はどうなったのか思わざるおえない内容の判決になっている。とてもこれでは不服であるということで本日控訴を提起いたし ました」
この裁判は13年前、鹿児島や宮崎、熊本などの住民が、九州電力と国に川内原発1・2号機の運転の停止を求めていたものです。鹿児島地裁は2月、「運転によって人格権が侵害されるような具体的な危険性は認められない」などとして、住民側の訴えを退けました。
この判決を不服として全国19都県の住民165人による原告団は5日、福岡高裁宮崎支部に控訴しました。
(原告団・森永明子団長)
「裁判が続くので判決に意気消沈しないで、また裁判がはじまっ たので盛り上がるように宣伝をしたり傍聴の呼びかけをしたり、そういうことを引き続きや っていけたら」
九州電力は「控訴状が届き次第内容を確認し適切に対応する」とコメントしています。
最終更新日:2025年3月5日 19:42