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【解説】ないごて!?入浴料金は一律なの 県内では当たり前?追加料金なしのサウナ 今後は…

2023年11月13日 19:28
【解説】ないごて!?入浴料金は一律なの 県内では当たり前?追加料金なしのサウナ 今後は…

 4年ぶりに値上げが決まった公衆浴場。多くの銭湯が入浴料金が一律です。そもそも、ないごて!?(鹿児島弁でなんで!?)入浴料金は一律なのでしょうか?戦後まもない1946年に作られた「物価統制令」に基づいています。生活必需品の高騰を防ぐためにできました。多い時は米や酒など1万件が対象でしたが時代の流れとともに減り、令和の今、対象となっているのはこの入浴料だけなんです。昔は風呂のない家庭も多く衛生状態を保つために作られたそうです。

 さて入浴料金は右肩上がりです。ちょっと前までは300円台で入ることができました。ここに県内の公衆浴場の数を合わせてみると…1900年代後半に一度は増えたものの減っています。値上げをしていても銭湯が減っている。厳しい状況が続いています。

 ところで、鹿児島では当たり前のように銭湯にサウナがあります。私も大好きでよく行きますが…県外ではサウナ料金が追加で必要な施設がけっこう多いんです。企画、サウナに行ってみっがに出演するサツマのサウナ―さんは「後継者不足も大きな問題。施設を残していくためにも入浴料金の値上げだけでなく今後は、サウナの追加料金の導入についてもみんなで考えていかなければいけない」と話していました。