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鹿児島県警の捜査資料 新たに300人超の個人情報流出か 本部長「深くお詫び申し上げる」

2024年3月18日 18:56
鹿児島県警の捜査資料 新たに300人超の個人情報流出か 本部長「深くお詫び申し上げる」

 鹿児島県警の個人情報が載った捜査の内部資料が外部への流出についての続報です。新たに100件を超える事件、300人以上の個人情報が漏えいした可能性があることがわかりました。

(県警本部 野川 明輝 本部長)
「今回さらに個人情報を含む資料の流出の可能性が判明し、県民の皆様にご迷惑ご心配をおかけしていることについて深くお詫び申し上げる」

 18日の県警定例記者会見で野川 明輝 本部長は陳謝しました。

 外部に流出したのは事件の処理経過を記載した「告訴・告発事件処理簿一覧表」です。3月12日、4つの事件、12人分の個人情報の漏えいが明らかになりましたが、16日、別のウェブメディアが、100件を超える事件で計300人以上の個人情報が流出したと報じました。

 県警は18日、「すでに確認されたもの以外にも多数の個人情報を含む内部文書が流出した可能性が高い」と発表しました。

(県警本部 野川 明輝 本部長)
「県警察としても今回の件を大変重く受け止めている。厳正に調査・捜査を進めて事案の解明を進めるとともに、個人情報の流出の恐れのある方に対してできるかぎり速やかに通知を行っていく」

 県警は西畑 知明警務部長を長とする50人体制で捜査を行うとともに、関係者への通知と謝罪を行うとしています。