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桜島と鹿児島市街地を結ぶ 「錦江湾横断道路」実現へ 署名活動 県が「構想路線」に位置付け 構想

2024年10月22日 18:46
桜島と鹿児島市街地を結ぶ 「錦江湾横断道路」実現へ 署名活動 県が「構想路線」に位置付け 構想
 約20年前から構想がある桜島と鹿児島市街地を結ぶ「錦江湾横断道路」は、将来的に整備が期待される「構想路線」に位置付けられています。

 実現に向け機運を高めようと鹿児島市で22日、関係団体が署名運動を行いました。

 署名運動を行ったのは、「桜島大橋推進協議会」です。協議会は、「錦江湾横断道路」、通称「桜島大橋」の早期実現に向けた活動を推進するため、2023年8月に設立されました。

 桜島と鹿児島市街地を結ぶ錦江湾横断道路の構想は約20年前からあります。

 伊藤県政時代、県は可能性調査を行い、一定の交通量や経済波及効果が見込まれ施工も技術的に可能という結果を出しました。
 そして県は3年前、錦江湾横断道路を将来的に整備が期待される「構想路線」に位置付けました。

 22日は、鹿児島中央駅前で、協議会のメンバーがチラシを配り、署名への協力を呼びかけました。協議会は、横断道路の実現は、アクセスの向上による地域経済活性化などにつながるとしています。

(桜島大橋推進協議会・大津滝副会長)
「桜島が橋が架かれば観光のメリットも相当上がってくると思う。やはり市民に興味をもっていただくために地道な活動をすることが一番大事。皆様の協力を求めて一番良い方法で橋が架けられれば」

 協議会は今後、集まった署名を県に提出する予定だということです。