県警相次ぐ不祥事を受け立ち上げ 再発防止へ初めての「改革推進委員会」
県警は一連の不祥事を受けて再発防止対策を発表しています。再発防止の一環として21日、県警では施策の見直しや改善を行う「改革推進委員会」が初めて開かれました。
(県警本部野川明輝本部長)
「県民に県警は変わったと体感していただくためにも各施策をスピード感をもって推し進めていく必要があるので、各委員の強いリーダーシップを発揮していただくことを期待する」
初めて開かれた県警の改革推進委員会には野川本部長をはじめ西畑警務部長など幹部が出席しました。
8月2日、県警は一連の不祥事を踏まえ個人情報の保護に対する意識を高めることや高い職務倫理を養うことなどといった4つの柱から構成される再発防止対策を発表。これらの再発防止対策を実行するために「改革推進委員会」を設けました。
委員会は冒頭以外は非公開でしたが、再発防止対策に関わる施策をどの課を中心に実施するかなどが話し合われたということです。野川本部長は21日の委員会で個人情報保護や、内部への教育などの施策について9月末までに実施、または着手。できない場合は年内の実施を視野に入れて具体的なスケジュールを決めるよう指示を出しました。
次回の委員会は9月下旬に行われます。