北薩トンネルの本格的な復旧工事は2026年度の見通し地中の水を抜く坑道を掘削
大規模な土砂の流れ込みにより2024年から通行止めが続いている北薩トンネル。本格的な復旧工事は再来年度になる見込みであることが分かりました。復旧にかかる費用は現段階の概算で60億円と見込まれています。
出水市とさつま町にまたがる北薩トンネルでは2024年7月壁の一部が崩れ大量の土砂が流れ込みさつま泊野インターと高尾野インターの間、約14.5キロが通行止めとなっています。
17日、県議会の委員会では地中の水を抜くためトンネルの脇に全長180メートルの坑道を掘削していることが報告されました。坑道の掘削に加え今後トンネル本体の周囲の空洞を調べ埋める作業が2026年度末まで行われる予定でその状況を踏まえどんな工法でトンネル本体を復旧するか検討するということです。
(県道路維持課・塩屋勝久課長)
「現時点での本格的な復旧工事は令和8年度となる予定ですが今後実施する空洞調査などの結果によっては延伸となる可能性もある」
復旧にかかる費用は現時点の査定で約60億円。国庫負担などを除くと実質的な県の負担は4%ほどと見込んでいます。復旧が完了する時期についてはまだ見通しが立っていません。
出水市とさつま町にまたがる北薩トンネルでは2024年7月壁の一部が崩れ大量の土砂が流れ込みさつま泊野インターと高尾野インターの間、約14.5キロが通行止めとなっています。
17日、県議会の委員会では地中の水を抜くためトンネルの脇に全長180メートルの坑道を掘削していることが報告されました。坑道の掘削に加え今後トンネル本体の周囲の空洞を調べ埋める作業が2026年度末まで行われる予定でその状況を踏まえどんな工法でトンネル本体を復旧するか検討するということです。
(県道路維持課・塩屋勝久課長)
「現時点での本格的な復旧工事は令和8年度となる予定ですが今後実施する空洞調査などの結果によっては延伸となる可能性もある」
復旧にかかる費用は現時点の査定で約60億円。国庫負担などを除くと実質的な県の負担は4%ほどと見込んでいます。復旧が完了する時期についてはまだ見通しが立っていません。
最終更新日:2025年3月17日 19:36