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“短縮開催”は何を生んだ?新型コロナ5類移行から半年 今も続く運動会の昼まで開催 取材を進めると教育現場の実情が…

2023年11月9日 20:05
“短縮開催”は何を生んだ?新型コロナ5類移行から半年 今も続く運動会の昼まで開催 取材を進めると教育現場の実情が…
短縮開催が続く運動会
新型コロナが5類に移行して半年。様々なイベントの制限がなくなる中、短縮を続けるものがあります。それは、子どもの運動会です。多くの学校が午前中だけの短縮開催を続けています。

(保護者)
「お弁当がないのが楽です」

(保護者)
「昼から飲むのが昔の楽しみだった」

保護者からは様々な声が聞かれます。

 今月5日。鹿児島市立宇宿小学校の運動会。

(内田直之キャスター)
「午前8時。保護者の入場の時間になりましたが正門前には保護者はいません」

「場所取り」は禁止のため静かな朝となりました。

運動会の内容も大きく変わりました。時間のかかる入場行進は前に進むだけ。
種目も少しずつ減らし親子競技もありません。昼頃には閉会式が行われました。

1日開催と短縮開催。両方を経験した6年生は…

(6年生)
「昼までの方がいいかな。1日だったら疲れてしまうから」

大きく姿を変えた運動会。なぜ、コロナが5類に移行した後も「短縮開催」が続けられているのでしょうか?学校の判断?保護者の思いは?教育の専門家の考えは?取材を進めると教育現場の様々な実情が見えてきました。