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はしご車での救助や一斉放水も ホテルで大規模地震を想定した訓練

2024年7月1日 18:45
はしご車での救助や一斉放水も ホテルで大規模地震を想定した訓練

 7月1日は「国民安全の日」です。これに合わせ鹿児島市のホテルでは大規模な地震と火災を想定した訓練が行われました。

 鹿児島サンロイヤルホテルで行われた訓練には従業員110人と消防隊員約50人が参加しました。震度6強の地震が発生し火災も起きたという想定です。天井が崩落し下敷きになった客を従業員が担架で救出。火災が起きた客室の初期消火や宿泊客の避難誘導の手順などを確認しました。

 その後、駆け付けた消防隊が、上の階に取り残された客をはしご車を使って救助し、一斉放水を行いました。

(鹿児島サンロイヤルホテル 三月田淳総支配人)
「筋書きがある消防訓練でもこれだけ合わないということなのでもし(訓練)しなければ突然襲う災害には対応できない。これをやり続けることがいかに大事か」

 1日は元日に起きた能登半島地震から半年。参加者は訓練を通して備えの大切さを改めて確認していました。