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“海のゆりかご”アマモの苗付け 小学生が手伝い「増えるといいな」

2025年2月11日 19:15
“海のゆりかご”アマモの苗付け 小学生が手伝い「増えるといいな」
海の“ゆりかご”と呼ばれるアマモです。海藻の一種で、生き物の棲みかになり、光合成で酸素を生み出します。海をきれいにする力を持つアマモの苗付けが志布志湾で行われました。

国交省・九州地方整備局が行った環境学習。地元の小学生が海の生き物やアマモの役割について学びました。

(国交省の担当者)
「色んな生き物が住む場所を作りたい。二酸化炭素を減らすこともできる。素晴らしい物なんだとわかってもらいたい」

 環境に優しい海藻として注目を集めるアマモ。二酸化炭素を吸収し光合成で酸素を生み出し海をきれいにする力を持っています。生き物にとっては、餌が豊富な格好の隠れ家に。稚魚が大きく育つための環境が整っているため「海のゆりかご」と呼ばれます。子供たちが割りばしにアマモをくくりつけ苗付けの準備を手伝いました。

準備は無事終わり、この後、地元のダイバーが海に潜って苗付けを行いました。

(参加した小学生)
「アマモも大事だなと思いました。生き物が好きなのでアマモも増えるといいなと思った」

楽しみながら学んだ子供たち。いつか大人になるときに地球がより良い環境になっていますように。
最終更新日:2025年2月11日 19:15