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「リンゴが窒息の原因となった可能性が高い」検証委が最終報告 去年女児がすりおろしたりんごを食べた後 死亡

2024年3月23日 17:56
「リンゴが窒息の原因となった可能性が高い」検証委が最終報告 去年女児がすりおろしたりんごを食べた後 死亡
 2023年4月、姶良市の認可保育園で園児がすりおろしたりんごを食べた直後に急変し、その後、死亡した事故について、姶良市が設置した検証委員会は、湯元市長に最終的な報告書を提出しました。

 2023年4月、姶良市の認可保育園で当時、生後6か月の女の子がすりおろしたりんごを食べたあと、仰向けで寝かせられた際に体調が急変し、約1か月後に多臓器不全で死亡しました。

 事故を受け、姶良市は2023年6月、医師などの有識者による検証委員会を設置、再発防止策などを盛り込んだ最終的な報告書を22日に、姶良市の湯元市長に提出しました。

 検証委員会は、「リンゴが窒息の原因となった可能性が高い」と考えられるとした一方で、警察や医療現場から情報が得られなかったことから原因究明は難しいと判断しました。

(検証委員会伊東 安男 委員長)
「リンゴの摂取が大きな原因になっているのではないかと。こういう風に考えざるを得ないというのは事実だと思う」

 再発防止策については、「リンゴなどの離乳食は加熱してから与えるなど国のガイドラインを守る」といった7つの提言が盛り込まれました。

(姶良市 湯元 敏浩市長)
「保育施設と共有を行ないこれまで以上に保護者が安心して子どもを預けることができるよう取り組んでいきたい」

 今回の報告書を受けて遺族側は「報告する娘は、この世にはもういません。今後は、検証報告書の提言を活かして、二度と同じような事故が起こらないようにしてほしいです。」とコメントしています。