一気に冬がやってきた。
宮城県内は、週末から平年を下回る気温が続き、9日も冬本番の寒さとなった。

9日、仙台市内ではマフラーや手袋を身に着けている人の姿が、見られた。
週末から、日本列島の上空には強い寒気が流れ込み、厳しい寒さが続いている。

9日朝の最低気温は、「仙台」で0.2℃、その他はほぼ全ての地点で氷点下の冷え込みとなり、「米山」は-5.0℃まで下がるなど今シーズン一番の冷え込みを更新した所も多かった。

また、日中の気温も8℃前後にとどまり平年並みか低い気温が続いている。

白壁里沙子アナウンサーリポート
「きょうみたいに寒い日に食べたくなるあったかグルメを求めて、こちらのお店に続々とお客さんが入っていきます。甘くていい香りがします」

パリっと香ばしい皮にたっぷりのあんこが包まれた「たい焼き」。

仙台市にあるたい焼き店では、アツアツのたい焼きをおいしそうに頬張る人の姿があった。

こちらのお店では、寒さが厳しくなるにつれお客さんの数が増え、今の時期は通常の1.5倍～2倍となる2000個のたい焼きを売り上げているという。

高校生3人組
「めっちゃあったかい！熱いです」
2人連れ
「めっちゃあったかくなります」
「きょうは天気予報を事前に見て結構寒そうだったので、ニットの上にダウンを着てきました」

上空の寒気は、10日は一旦弱まるものの今週後半には再び強まる見込みで、この先も気温は平年並みか低い日が多くなりそうだ。