<政党幹部が遊説>”自由民主党”石破総裁と”国民民主党”玉木代表(仙台市)
自由民主党・石破茂総裁
「今我々に対するご批判は強いです。政治資金、収支報告書、不記載の問題。今回厳しい中、この選挙に臨んでおります」
15日夕方、石破総裁は仙台市内のホールで演説を行った。
警備の都合上、屋内での開催となり、会場内は支援者らで満席だった。
演説で、石破総裁は自民党が野党だった際に発生した『東日本大震災』にも触れ、政治家としての原点にもなっていると述べたほか、防災庁創設にも改めて意欲を見せた。
自由民主党・石破茂総裁
「私は防災庁というものを作りたい。震災や大雨そういうものの予知がきちんとできるようにしたい。仮に災害があった時に、絶望の淵に沈む人たちを何としても助けるようにそういう体制を作っていきたい」
一方、16日午後。
国民民主党の玉木代表が仙台を訪れ、比例東北ブロックでの1議席獲得を目指して街頭演説を行った。
国民民主党・玉木雄一郎代表
「一部の議員だけに認められているような特権的な税制を、皆さんもうやめませんか」
演説で、玉木代表は「政治とカネ」の問題に触れ、これまでの古い政治を変えようと訴えたほか、国民の手取りが増える経済政策を推し進めると決意を述べた。
国民民主党・玉木雄一郎代表
「具体的に言うと(消費税5%への)減税と、社会保険料の軽減とガソリン代、電気代は下げて、皆さんの手取りを具体的に増やしていく」
衆議院選挙の投開票は、10月27日に行われる。