自民党の新総裁が、27日　石破茂氏に決まった。
事実上、新たな総理大臣となる石破新総裁の誕生を、宮城県民はどのように受け止めているのか、聞いた。

竹中弘記者リポート
「（宮城）県連では開票作業が行われています。選挙管理委員会立会いのもと、仕分けられています」

27日午前、仙台市青葉区の自民党県連では、宮城県内の党員・党友1万3206人の票が開けられた。

投票率が、前回の総裁選を下回る69.55％となる中、県内で最も票を集めたのは高市氏の2778票。そのあとに石破氏、小泉氏が続く結果となった。

そして、東京の自民党本部ではー。

伊藤有里記者リポート
「このあと始まる自民党総裁選投開票を前に、（宮城）県内の議員も続々と会場に入っていきます」

過去最多の9人が立候補した総裁選。
1票を持つ、宮城県選出の国会議員はー。

土井亨衆議院議員
「自民党がしっかり反省をして、新しい自民党に生まれ変わらなければならない」

小野寺五典 衆議院議員
「今回の総裁選は、事実上次の総理を決める大事な選挙になりますので、様々な思いを込めて一票を投じたい」

議員票と党員・党友票を合わせた結果、いずれも過半数に届く候補者はなく、高市氏と石破氏による決選投票に進んだ。

議員それぞれが持つ1票と、都道府県ごとに与えられた1票をあわせた数で争われる決選投票。宮城県連の1票は県内で最も高い支持を集めた高市氏となるなか、結果はー。

「石破茂氏を新総裁に決定します」

結果は石破氏が215票を獲得し、新たな総裁に決まった。

事実上、次の総理大臣となる石破氏に、仙台市内ではー。

街の人
「まあ順当だと思います。皆さんの意見はそうじゃないかと思っていた。本当はもっと若返った方がいいかなと思っていたが、少子化だけでなく高齢化対策、経済対策もいろいろ期待したい」

「裏金問題とか、岸田政権がうやむやにしてしまったものをクリーンにしてほしい。しきれなくてもその努力をしてほしいと思う」

「対中国を含めて、日本の防衛政策をしっかりしてほしい」」

「なんか人気なかったじゃないですか。心配だなって感じ。経済政策やってくれないと困るんで。経済政策頑張ってほしいですね」