×

『災害時に自分の命を守れるようにしたい』<大津波>想定した避難訓練(宮城・気仙沼市本吉町大谷地区)

2024年5月30日 16:21
『災害時に自分の命を守れるようにしたい』<大津波>想定した避難訓練(宮城・気仙沼市本吉町大谷地区)

宮城・気仙沼市本吉町の大谷地区では、学校や地域住民が参加し大津波を想定した避難訓練が行われた。

訓練は、地震の後「大津波警報」が発表された想定で行われ、気仙沼市の大谷小学校では児童たちが防災頭巾をかぶり住民や警察官の誘導を受けながら、1キロほど離れた高台の避難場所を目指した。

日本海溝や千島海溝沿いでの地震などを踏まえた想定では、この地区には最も早いケースで地震後26分で津波の第1波が到達すると予測されていて、30日の訓練で児童たちはおよそ15分で避難先に到着した。

小学6年生
「もう少しスムーズに避難できたら良いなと思いました」
「本当に災害が来た時に自分の命を守れるようにしたいです」

この訓練は、大谷地区の幼稚園や小中学校、住民らで構成された防災組織が震災の前から行っているもので、参加したおよそ250人は万一に備えて訓練に臨んでいた。