<書道パフォーマンスで>高校生が“火の用心”呼びかけ 「秋の火災予防運動」を前に(仙台市)
11月9日から始まる「秋の火災予防運動」を前に、仙台市若林区では高校生たちが書道パフォーマンスで火の用心を呼びかけた。
太鼓のリズムに合わせて大きな筆を走らせるのは、聖ウルスラ学院英智の書道部の生徒たち。
これは、仙台市若林区の震災伝承施設で披露した書道パフォーマンスだ。
生徒たちは、躍動感あふれる「防火」の文字を書き上げ、「美しい自然、今を生きる私たち未来があるから」などと自ら考えたメッセージで、火の用心を呼びかけた。
聖ウルスラ学院英智・書道部メンバー
「火の用心と言うだけではなく、さらに具体的に自分たちで言葉にして書で伝えることは、いろんな人に私たちの気持ちが伝わるので、パフォーマンスの意義がある」
仙台市消防局によると、今年1月~10月までに発生した仙台市内の火災件数は202件。
出火原因で最も多かったのが、ガスコンロやIHクッキングヒーターからの出火で31件だった。調理中に衣類に着火したり、火をつけたままその場を離れたりするケースが目立ったという。