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仙台空港で「不発弾の磁気探査」へ 今月16日から 夜間帯の実施でダイヤに影響なし 宮崎空港の不発弾爆発を受けて

2024年12月10日 16:53
仙台空港で「不発弾の磁気探査」へ 今月16日から 夜間帯の実施でダイヤに影響なし 宮崎空港の不発弾爆発を受けて
<仙台国際空港>
国交省は今月16日から仙台空港に不発弾がないか点検するための「磁気探査」を行うことを発表した。実施する時間帯は午後10時から翌朝7時30分までで、運航ダイヤに影響はないという。来年1月下旬頃まで行う予定。

今回の点検は今年10月、宮崎空港で太平洋戦争中に米軍が投下したとみられる不発弾が爆発したことがきっかけとなっている。これを受けて、国交省は旧日本軍の施設だった場所に設置されていたり、過去に不発弾が見つかった空港の再点検を実施することを決めた。仙台空港が建設されたのは、戦時中に旧日本軍の施設があった場所で、2012年には戦時中に投下されたとみられる不発弾が見つかり、空港を一時閉鎖して処理された。

今回、国交省が点検するのは誘導路の両端と緑地帯の部分で、来年1月下旬頃まで「磁気探査」を行って不発弾があるか調べる予定。滑走路の点検時期については未定だという。

<点検対象となる空港>
仙台空港、福岡空港、那覇空港、松山空港、宮崎空港

最終更新日:2024年12月10日 18:37