×

<流通量少なく‶幻のサトイモ″とも呼ばれる>伝統野菜『上伊場野サトイモ』の収穫最盛期 (宮城・大崎市三本木)

2024年10月16日 16:16
<流通量少なく‶幻のサトイモ″とも呼ばれる>伝統野菜『上伊場野サトイモ』の収穫最盛期 (宮城・大崎市三本木)

宮城・大崎市三本木では、300年以上の歴史をもつ伝統野菜『上伊場野サトイモ』の収穫が最盛期を迎えている。

収穫が行われているのは、大崎市三本木の福田翔太さん(38)の畑。

300年以上に渡ってこの地域で栽培されている『上伊場野サトイモ』は、強い粘りとコクが特徴で、他の土地で育てても同じ品質にはならないことから流通量が少なく‶幻のサトイモ″とも呼ばれている。

今年は、猛暑の影響もなく雨も適度に降った事から、例年以上の品質に仕上がっているという。

生産者・福田翔太さん(38)
「ねっとりとホクホクのちょうど中間位の究極のねっとりじゃないかなと思います。(伝統を)次の世代につなげていけるように、生産技術の確立をしていきたいと思っています」

今年は2.5トンの生産を見込み、地元の道の駅などで販売されるという。