【「企業から派遣」された指導者による「部活動」】練習を公開 仙台市が進める「部活動」の地域移行(仙台市)
部活動の地域移行を進める仙台市内の中学校で、企業から派遣された指導者による練習の様子が公開された。
仙台市若林区の中学校で、バスケットボール部を指導しているのは学校の教員ではなく「外部の指導者」。
中学校の部活動は、教員の時間外労働などの負担軽減のため、地域の指導者に委託する動きが宮城県内でも進められている。
この中学校には、全国大会出場経験のあるバスケットボールの指導者が企業から派遣され、29日も生徒たちに練習メニューを説明したり実践的なプレーのアドバイスなどをしていた。
外部指導者・光井響平さん「先日練習試合をしたが、その時に中学生の成長が感じられたしうまくなってきているなと。(指導に)やりがいあるなというのが、今の思いです」
八軒中学校バスケットボール部顧問・古内裕也教諭「(地域移行によって)自分の業務的負担というところが、格段に減ったなという風に感じております」
仙台市教育委員会によると、現在 仙台市内の中学校には167人の外部指導者がいるが、各学校と指導者とのそれぞれの事情をかみ合わせるマッチングが課題だという。