台湾の高校生が29日、仙台市青葉区の宮城県工業高校を訪問し生徒たちと交流した。

宮城県工業高校を訪れたのは台北市立南港高級工業職業学校の生徒21人。これは修学旅行の一環で行われたもので、生徒たちは交流を深めようと台湾と日本の合同チームで「水風船ドロップコンテスト」に挑戦。

生徒たちは校舎3階から水風船を落としても割れないようにと携帯電話の翻訳機能も駆使してコミュニケーションをとりながら、紙を使って工夫を凝らした。

そして、結果は…結成された7つのチームのうち1チームの水風船が割れず、見事優勝。生徒たちは言葉の壁を越え、喜び合った。

＜台湾の高校生＞
「難しい言葉とかできない言葉があるけど日本のみなさんも優しいし教えてくれるのは心からありがとうございます。一生忘れない思い出になる。」

宮城県工業高校は「今後も継続的に交流を深めていきたい」としている。