再稼働を目指す女川原発2号機 原子力規制委員会が現地視察
国の原子力規制委員会は13日、東北電力が再稼働を目指す女川原発2号機を視察した。
原子力規制委員会の山中伸介委員長ら18人は、女川原発2号機の中央制御室や防潮堤などを視察し、地震や津波に備えるための安全対策工事の進捗を確認した。
東北電力は10日、2024年5月頃に予定していた女川原発2号機の再稼働について、安全対策工事の場所が増えたことから予定より数か月程度遅れると発表した。
原子力規制委員の山中伸介委員長は「安全対策工事の期間について私どもは、きっちり工事さえしていただければ、特段の問題は感じていない」と話した。
意見交換会では、村井知事が原子力規制委員会に対し、「再稼働にあたっては、安全性が損なわれることのないよう東北電力への指導を徹底してほしい」と要望した。