介護保険料改定でいくらに? 宮城県は月平均6098円 最も高いのは登米市で6950円
65歳以上の高齢者が支払う介護保険料が改定され、宮城県では1か月平均6098円と前年度より159円値上がりした。県内で最も高いのは登米市で6950円、最も低いのは大河原町で4000円となっている。
介護サービスを支える保険料は、市区町村ごとに違い、3年ごとに改定されている。厚生労働省によると65歳以上が支払う保険料は、今年度からの3年間は全国平均で、昨年度より211円増えて1か月あたり6225円、宮城県では159円増えて6098円となる。
県内で最も高いのは登米市で6950円と前年度から950円上昇している。このほか県内では名取市と色麻町で前年度からの伸び率が高く、ともに1000円以上の上昇となる。
※名取市6600円(+1070円) 色麻町6600円(+1000円)
県内で最も低いのは大河原町の4000円で、全国の市町村別でも3番目に低い額となっている。
仙台市は前年度から78円値上がりで6079円。
厚生労働省は市区町村ごとに保険料に大きな差が出ていることについて、地域によっては高齢者の数が、すでにピークアウトしているところもあることなどが、要因として考えられるとしている