入荷したのは宮城県七ヶ浜町の港でけさ水揚げされたトリガイ60キロ。
競りでは、ご祝儀相場で1キロあたり去年の倍以上の8千円から1万円の高値で取り引きされた。

初入荷したトリガイ「小粒ながら品質は上々」

七ヶ浜町と県漁協七ヶ浜支所の若手漁師は6年前から松島湾で試験的にトリガイの養殖に取り組んでいる。
去年は猛暑で海水の温度が上昇し成育に影響が出たものの、今年は養殖カゴを設置する水深を調整しながら管理し小粒ながら品質は上々だという。

県漁協 寺沢春彦 七ヶ浜支所運営委員長
「トリガイという新たな魚種が増えて特産品として提供できるよう一生懸命がんばる」

トリガイは13日まで数量限定で、宮城県内のすし店や百貨店に出荷されるという。