【“二連覇”目指す】東北大学ダンスサークルWHO “日本一”を決める全国大会「去年の自分たちを超える!」 宮城

大学ダンスサークル日本一を決める全国大会で、去年初優勝した東北大学のダンスサークルWHO。去年の自分たちを超え、“二連覇”を目指す学生の姿を追った。
1月中旬、東北大学青葉山キャンパスにある体育館。真剣な眼差しで練習に励むのは、東北大学ストリートダンスサークルWHOの学生。
■女子部員
「2年生です。」
「工学部です。農学部です。医学部です。理学部です。」
■女子部員
「文学部と工学部です。」
「高校からやってます。自分は、大学からです。」
■男子部員
「大学からです。」
「ダンスできたらモテるかなと思って始めました。」
学部1年生から大学院2年生まで総勢約224人の部員が「ヒップホップ」や「ジャズ」など6つのジャンルから好きなジャンルを選んで練習をしている。
東北大学WHOは、去年コロナ禍で3年ぶりの開催となった大学ダンスサークルの全国大会「Japan Dancers’ Championship 2024」(=「JDC」)で、42サークルの中から初の頂点に輝いた。
■東北大学ストリートダンスサークルWHO代表 石川璃空さん
「ほんとに信じられなくて、結構みんな他の人も言ってたんですけれど、なんといっても驚きが一番大きかったですね。」
学生数が多く練習環境も整っている関東の大学が優勢とされる中、地方勢として初の快挙だった。
全体の指揮を執るのは、文学部3年の松野礼依さん。去年、東北大を優勝に導いた立役者だ。大会に参加できるのは、オーディションで選ばれた65人。松野さんは、パートごとのリーダーと共に65人をまとめ、5分間の作品を作り上げていく。
■総指揮 松野礼依さん
「それぞれのディレクターがやりたいことを決めた時間内でやるっていうことがまずあって、その全体のバランス感を見ながらディレクターに指示を出さなきゃいけなくて、そのバランス感っていうのがすごく難しかったりする。」
前回優勝校として、決勝へのシード権を獲得した松野さんたちが目指すのは“去年の自分たちを超えること”。楽曲に合わせて全員を魅力的に魅せる振付・構成。舞台で映える衣装。1年かけて準備をしてきた。
■総指揮 松野礼依さん
「構成のサプライズ感だったりとか、 “面白さ”というか。かっこいいというよりも東北大ならではの“泥臭さ”を出していけるような演目にしたいと思っています。」