【台湾からの「半導体工場」進出に「4病院再編」関連を計上】宮城県議会2月定例会始まる 「1兆円」あまりの来年度当初予算案を提案
宮城県議会の2月定例会が開会し、1兆円あまりの来年度当初予算案が提案された。
「台湾からの半導体工場」進出に合わせた産業振興や、「4病院再編」計画に関わる予算などが含まれている。
13日開会した2月定例会には、一般会計で1兆238億円の来年度当初予算案を含む45の議案が提案された。
村井知事「台湾から来日される方々の受入体制の整備にも力を注ぎ、半導体産業の集積と振興を通じて、ものづくり産業のさらなる発展と若者の県内定着の促進を図るなど、県経済の持続的な成長につなげてまいります」
予算案では、半導体関連産業の人材育成などに4900万円、企業誘致の強化に3500万円、台湾から来日する従業員らへの生活支援に1400万円などが計上されている。
また、県が進める「4病院再編」関連では、病院建設を補助する基金への積み立てに26億円。コンサルティング会社への委託費用に2000万円などが計上されている。
会期は3月13日までで、予算案の審議のほか「4病院再編」に関わる議論なども行われる見込みだ。