仙台市は9日、県が進める4病院再編の課題を明確にするためとして協議を申し入れ、県も了承した。

仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合はすでに基本合意がされているが、国から財政支援などを受けられる重点支援区域になるには関係自治体や地域住民の理解を得ることが条件となっている。

郡市長は文書の中で東北労災病院と県立精神医療センターの移転合築についても基本合意前に丁寧な説明や理解を得るプロセスが必要としている。

県の担当課は「これまでも仙台市とは協議を行っていた。今後も続けていく」としている。