<防災週間>大地震を想定し倒壊家屋からの救助訓練 「無理をしても無茶はせず、生きて県民を守る」(仙台南警察署)
8月30日から『防災週間』が、始まった。
仙台南警察署では、大地震を想定し倒壊家屋からの救助訓練が行われた。
仙台市太白区にある仙台南警察署。
訓練呼びかけ
「仙台南警察署です。中にいれば返事してください」
これは、大地震で倒壊した家屋から閉じ込められた人を救助する訓練。
警察官が、家の壁を壊して助け出し、担架に乗せるまでの手順を確認した。
仙台南警察署・菅原拓警備課長
「いざという時に市民を守れるような警備能力を向上させる職員に、 普段から心がけてなってもらいたいと思います」
菅原優署長は、震災の経験と教訓を若手警察官に伝えながら「無理をしても無茶はせず、生きて県民を守るのが我々の仕事」と災害時の心構えを話した。
仙台南警察署・廣崎星巡査
「災害の悲惨さや、警察官としてこれからやるべきことを改めて学びました」
県警によると、東日本大震災以降に採用された職員は、全体のおよそ4割を占め、今後も訓練を通して有事に備えたいとしている。