金色のちゃんちゃんこに身を包み登場したのは、仙台市の宍戸とくさん。御年109歳、市内最高齢。
敬老の日の16日、宍戸さんには仙台市からの記念品や家族からの花束が贈られた。

宍戸とくさん
「わ～大変なお花ね。すみませんね」

宍戸さん(109)は甘いものが大好き

大正4年鳴子町＝現在の大崎市に生まれた宍戸さん。14歳から仙台で着物の仕立ての仕事に励んだ。
6年前からこちらの施設に入居していて体操の時間にはリズムよく手を動かすなど元気な様子を見せている。

長男 宍戸龍一さん（82）
「母は手料理が得意だったんです。自分でなんでも作って食べさせてくれた」
二女 宮崎君子さん（79）
「お正月の煮物なんかも何回も教えてもらうけど近づけなくておいしかったよね」

甘いものが好きだという宍戸さん。特に「おはぎ」がお気に入りだ。

長男 宍戸龍一さん（82）
「いい味のおはぎを自分で作って自分で一番食べていました」

今月1日時点で県内の100歳以上の人は1701人と去年より112人増えている。
最高齢は、名取市に住む111歳の女性だという。