<”起業”アイデア競う>東北や新潟の学生がコンテストに臨む 最優秀賞に”岩手大”のビジネスプラン(仙台市・東北大学)
学生たちが起業アイデアを競い合うコンテストが、東北大学で14日行われた。
白壁里沙子アナウンサー・リポート
「学生たちが、練り上げたプランを熱く語っています。目の前には 6人の審査員。緊張感があります」
コンテストでは、東北6県と新潟から集まった10組の大学生などがアイデアを競った。
これは学生の起業家精神を育もうと、東北大学を中心とする団体が開いた。
学生たちは、起業経験者からアドバイスを受けて12日から磨き上げ、14日のプレゼンテーションに臨んだ。
審査の基準は、着眼点や独自性・社会に与えるインパクトの大きさなど。
結果、最優秀賞に選ばれたのは岩手大学の鱒沢紗良さん。
デザインを学ぶ鱒沢さんは、学生が考えたデザインのアイデアを地元企業に提供し、学生と企業が繋がりを作り地域の活性化を図るビジネスプランを提案した。
最優秀賞・岩手大学 鱒沢紗良さん
「(大学に)芸術学科はあるが、 実践の場がなかったり、インタ ーンに行っても断片的な経験し かない。基盤は岩手なので、まずは岩手でこのアイデアをスタートして、いずれは東北に広げていけたら…」
団体では、今後も学生のプランを実現するためのサポートを続けたいと、している。