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<スポーツパーク構想>是非を問う『住民投票』条例案を提出した大郷町 議会が否決(宮城)

2024年9月6日 16:25
<スポーツパーク構想>是非を問う『住民投票』条例案を提出した大郷町 議会が否決(宮城)

『スポーツパーク構想』をめぐり、その是非を問う住民投票条例案が提出されていた宮城・大郷町で、議会は6日 反対多数で否決した。

大郷町の『スマートスポーツパーク構想』は、2019年の東日本台風で被災した粕川地区の農地に、総事業費およそ17億円をかけてサッカー場12面や宿泊施設を整備するもの。

構想を進める町に対し、これまで議会が関連予算案を2度否決したなか、町側は構想の是非を問う住民投票を実施するための条例案が提案していた。

6日、議会では賛成派の議員から「議会と住民との考えに乖離がある」などの意見が出された一方で、反対派からは「議会軽視だ」などの意見があがった。

その後の採決でー。

議長「賛成議員の起立を求めます」

結果は「賛成3」「反対8」となり、反対多数で否決された。

今回の結果を受けて、大郷町の田中町長はー。

大郷町・田中学町長
「議会の大半は住民の意思は聞きたくない、ということでしょう。真意は分かりません」

町は今後、議会の承認が不要な町民アンケートを行うための準備を進める方針だ。