<大郷町議会>住民投票の実施案を否決「賛成3 反対8」スポーツパーク構想<宮城>
宮城県大郷町の「スマートスポーツパーク構想」とは、2019年の東日本台風で被災した大郷町粕川地区の農地に、総事業費約17億円をかけて12面のサッカー場や宿泊施設を整備するもの。町の負担は造成費用の約3億円で、残りは運営を担う京都市の企業が負担する計画。
大郷町議会はこの構想の関連予算案を2度にわたって否決していたが、田中町長は「直接町民に是非を問う」として、議会に住民投票実施に向けた条例案を提出していた。
そして6日、大郷町議会で採決が行われ、「賛成3 反対8」で住民投票の実施に向けた条例案は否決された。