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給食牛乳で体調不良 10日経つも原因菌見つからず 一部学校で水筒の持参続く<仙台市>

2024年5月7日 20:00
給食牛乳で体調不良 10日経つも原因菌見つからず 一部学校で水筒の持参続く<仙台市>

問題となったのは、仙台市宮城野区の東北森永乳業が学校給食用に製造したパック入り牛乳。
先月26日、この牛乳を飲んだ仙台市をはじめ9つの市と町の児童・生徒・教職員の少なくとも750人以上が腹痛などの体調不良を訴えた。

仙台市保健所では工場内や回収した牛乳のほか体調不良を訴えた児童や生徒の便などを検査した。
しかし、6日までの検査で原因特定に至るような菌は検出されなかったという。

仙台市と他の市と町では給食に東北森永乳業の牛乳の提供を取りやめていて水筒持参などの対応をしている学校もある。
仙台市教育委員会では検査で原因が見つからない状態では「異常が無い」とは断言できずすぐに牛乳の提供再開はできないとして、今後さらなる保健所の判断を待つとしている。