【トマトの実がならない…】高温障害で特産のトマトに被害(宮城・大崎市)
宮城・大崎市鹿島台では、高温障害で特産のトマトに大きな被害で出ている。
トマトの枝に赤く色づくはずの実がつかず、実がなる前の花も枯れている。
29日、大崎市鹿島台にあるトマト農園。
例年なら10月下旬からの収穫に向けて忙しくなる時期だが。
マルセンファーム・千葉卓也社長「温度が高いせいで、花落ちということで実がならない状況になっています。夜 気温が下がらないのが1つの大きな原因かと思います」
「花落ち」は、猛暑による高温障害で、咲いた花が健康に育たず実がつかない状態。
7月下旬に植えた3万株の中玉トマトは、例年に比べ収穫量はおよそ3分の1になっているという。
地元のスーパーには、野菜や果物と一緒に鹿島台産のトマトが並んでいるが。
品薄の危機感から、トマトの売り場面積を例年の3分2に縮小して販売しているという。
マルセンファーム・千葉卓也社長「スーパーに行って(トマトが)少ないという状況は、 多分1か月くらい続くかなという感じです」
今後の見通し今後の見通しについて、新たに花を咲かせたものは11月下旬から収穫のピークを迎えるという。
マルセンファーム・千葉卓也社長「11月後半から12月年明けに掛けてしっかりと糖度がのってきますので、そうしたら美味しいトマトを届けられると思います」