詐欺の被害にあったのは、仙台市太白区に住む国家公務員の男性（40代）。

警察によると、男性は、今年4月下旬　マッチングアプリを通じて親しくなった女から、SNSを通じて「叔父がウォール街で働いていて、暗号資産の取引に詳しい。彼氏であるあなたと一緒に取引をしたい」などと言われ、女に指示された取引用アプリをインストールし、インターネットサイトに登録。

男性は、SNSなどで女やその叔父を装った男とやり取りし、2人の指示に従い日本円を暗号資産に変換。
5月～6月までの間に、登録したサイトに計8回合わせておよそ2400万円を送金した。

その後、男性は投資で得たとされる利益を出金できなかったため不審に思い、警察に相談して詐欺の被害に気付いたという。

警察は、組織的な犯行とみて捜査するとともに、投資関連の詐欺は額も大きくなるため十分に注意してほしいと呼び掛けている。