【「学童保育」利用料を<無償化>へ】好調続く「ふるさと納税」の寄付活用 宮城県内の市として初めて(気仙沼市)
宮城・気仙沼市は、好調が続く「ふるさと納税」の寄付を活用し、宮城県内の市として初めて学童保育の利用料を無償化する方針を明らかにした。
気仙沼市・菅原茂市長
「全国の皆さんから頂いた寄付を、気仙沼市の未来のためにつかっていくこと。学童保育(利用料)と幼児の給食無償化に踏み切ろうと思っています」
気仙沼市の菅原市長は、このように学童保育の利用料・月5000円を無償化する方針を明らかにした。
市内にある10の施設では、今年度 全児童の2割にあたる420人が利用している。
気仙沼市では、ふるさと納税の寄付が好調で、昨年度 過去最高の94億8600万円となり、これを財源に、すでに小中学校の給食費無償化など人口減少対策に活用している。
あわせて、市では、幼稚園や保育所の給食費も無償化する方針だ。