<部活動の地域移行>クラファンで支援協力呼びかけ バレーボール元日本代表の佐藤あり紗さん等地元出身元アスリート(仙台市)
仙台市の部活動の地域移行を進めるため、地元出身の元アスリートがクラウドファンディングへの協力を呼びかけた。
仙台経済同友会・西井英正代表幹事
「『部活動の地域移行』というのは、非常に大きな課題となっていると実感しています」
『部活動の地域移行』は、教員の長時間労働などを解消するため、一部の指導を外部に委託するというもの。
これを支援しようと、地元企業などからなる団体 仙台経済同友会は、2年前に仙台市と協定を結び、企業のスポーツ経験者を学校の部活動に派遣する活動を行っている。
9日は、その運営資金を確保するためのクラウドファンディングを、早ければ来年1月から行うことが発表された。
また、仙台89ERSの志村雄彦社長と仙台市出身でバレーボール元日本代表の佐藤あり紗さんも、取り組みに参加するという。
仙台89ERS・志村雄彦社長
「民間のみなさんと一緒に協力して、仙台市のみなさんと協力してやろうということで、子どもたちが誰でも本物(のアスリート)に触れる機会をつくっていきたい」
今後は、この2人も支援への呼びかけのほか、部活動の指導にも参加する予定だという。