机とイスでバリケード 不審者侵入に備え小学校で訓練「大声を出す・すぐ逃げる」
12日、訓練が行われたのは宮城県美里町の不動堂小学校。
不審者役
「5年生の保護者、子どもに会わせてもらっていいですか?子ども連れて来て」
訓練は不審者が保護者をかたって校舎内まで侵入してきた想定で行われました。
職員はパイプ椅子を手に説得にあたると共に職員室にある非常通報装置で警察に連絡。
一方、児童は教室に留まり入口に机といすでバリケードを作り万が一に備える。
宮城県内では去年7月、栗原市の小学校に軽トラックが侵入し児童がはねられる事件が起きていて、参加者は緊張感を持って訓練に臨んでいた。
不動堂小学校 藤木伸洋さん
「不審者への対応は実際難しいが、1人1人が普段から今日のような訓練を通して心掛けることによって命を守ることに繋がると思ってます」
訓練の後、子どもたちは不審者への対応として「大声を出す」「すぐ逃げる」といった犯罪を未然に防ぐ方法を学んでいた。