<宿泊税>鳴子温泉地区の宿泊事業者対象に県が説明会 「紅葉で一番忙しい時期に新制度導入は…」(宮城・大崎市)
来年11月頃の課税開始を目指す宮城県の『宿泊税』について、大崎市で鳴子温泉地区の宿泊事業者を対象にした説明会が、13日開かれた。
鳴子公民館で開かれた宮城県の説明会には、宿泊事業者16人が参加。
県の担当者からは、1人1泊あたり300円とする『宿泊税』について、徴収するまでの流れや税金を基にした観光振興の取り組みなどが説明された。
これに対し、参加者からは来年11月頃とする開始時期が、紅葉シーズンと重なるとして影響を懸念する意見のほか、観光振興策について湯治客も多いこの地域の特性が反映されていないと、制度の見直しを求める声もあがった。
宿泊事業者
「鳴子温泉は、秋の紅葉で一番忙しい時期を迎えるなか、新しい制度の導入はてんやわんやになると思うんです」
県では、今後も各地で説明会を重ねながら、『宿泊税』の導入に理解を求めていくとしている。