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東北大学「低いレベルの放射線が人体にどう影響を与えるか研究」協定結び福島県の課題解決へ

2024年3月8日 19:10
東北大学「低いレベルの放射線が人体にどう影響を与えるか研究」協定結び福島県の課題解決へ

8日午後、青葉区東北大学が協定を結んだ福島国際研究教育機構は去年4月に国が設立した組織。
原発事故による長期避難の影響で過疎化が進んだ福島県浜通り地域の人口減少などの課題を解決することが使命だ。
今回の協定をきっかけに放射性物質が人体に与える影響などについて共同研究し研究人材の育成も共に行っていく。

東北大学 湯上浩雄 副理事
「低いレベルの放射線が人体にどう影響を与えるかまだ分からないところがたくさんある。福島県に帰還する方が安全に暮らしていけるよう研究していきたい」

東北大学は去年から今年にかけ福島県浜通り地域の5つの市町とも協定を結んでいて、課題解決に向けた取り組みが期待されている。