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【雪不足でいったん営業終了したスキー場も「再オープン」】平野部でも「雪」降り積もる 本州の南を進む低気圧の影響(宮城)

2024年3月6日 20:45
【雪不足でいったん営業終了したスキー場も「再オープン」】平野部でも「雪」降り積もる 本州の南を進む低気圧の影響(宮城)

本州の南を進む低気圧の影響により、5日夜から6日朝にかけて宮城県内では平野部でも雪が降り積もった。

雪不足でいつもより早く営業を終了していたスキー場の「再オープン」も、あった。

3月下旬が開花予想となっている白石川堤防の「一目千本桜」も、6日朝は重い雪を枝に積もらせていた。

宮城県内で、この24時間に降った雪の量は「白石」7センチ、「川渡」5センチ、「仙台」と「石巻」で4センチなどとなった。

雪を降らせた低気圧は既に離れているが、7日朝にかけて気温は0℃を下回る見込みで、路面の凍結に注意が必要だ。

軽快に雪の斜面を滑り降りるスキーヤー。

雪不足で営業を終了していた宮城・大崎市の「オニコウベスキー場」ではここ数日でまとまった雪が降ったため、6日「再オープン」した。

ふもと付近のゲレンデでは、今シーズン最高の50センチほどの積雪があったということで、8コース中5コースが滑走可能となり、早速スキーやスノーボードを楽しむ人の姿が見られた。

「オニコウベスキー場」では、雪不足により例年より早い2月18日に今シーズンの営業を終了していた。

来場者
「シーズン券を買っていたので、 元がとれてなかったので、今か らとりかえす気持ちでがんばり たいと思っています」

オニコウベスキー場・西條勲 社長「一旦終了したのを再開という 事で、恥ずかしい部分もあるんですが、非常にうれしく思ってい ます」

「オニコウベスキー場」では、3月20日までオープンを予定しているが、それでも今シーズンは当初予想していた3万人を大きく下回る9000人の来場にとどまる見込みだという。