【給食の<牛乳>17日から提供再開】仙台市長『安全性の確認を拡充する』と理解呼びかけ 体調不良など訴え受け休止していた給食牛乳
体調不良などの訴えを受けて休止されていた給食の牛乳について、仙台市が今週17日(金曜日)から提供再開を決めたことを受け、仙台市の郡市長は「安全性の確認を拡充する」などとして理解を呼びかけた。
仙台市・郡和子市長
「生産の過程で風味にいろんな変化もあろうかと思うが、問題がないということであるならば、いつ再開が出来ましょうかという問題になってきます」
14日の会見で郡市長はこのように述べ、今週17日(金曜日)からの再開に理解を呼びかけた。
これは、4月25日 仙台市など10の市や町で1000人を超える児童・生徒らが給食の牛乳について味の異変や体調不良などを訴えたもの。
保健所は、製造した「東北森永乳業」の工場を調査したものの、流通までの行程や製品に異常は確認されなかった。
再開にあたり、仙台市教委ではおおむね1か月を目安に校長に職員2人を加え、提供前の牛乳の風味の確認を行うなど、安全性を高める対応をとることにしている。