「きれいな肌のとても良いダイコン」”やくらい高原大根”の収穫最盛期(宮城・加美町)
宮城・加美町の薬莱山のふもとでは、特産の『やくらい高原大根』の収穫が最盛期を迎えている。
収穫が行われているのは、加美町の専業農家 加藤重子さんのダイコン畑。
標高300メートルにある広さ20アールの畑では、およそ6千本のダイコンが栽培されている。
去年は、猛暑や雨不足の影響で、土の温度が上がり過ぎた事から撒いた種が発芽しなかったり規格外の大根が多く、収穫量は例年の3割ほどに落ち込んだ。
今年は、適度に雨が降ったことから、土の温度も落ち着き、張りがあって‶みずみずしい″品質の良いダイコンに仕上がっているという。
生産農家 加藤重子さん
「今年は本当に良く成長してくれてとてもうれしいです。洗っても、とてもきれいな肌をしていますので、とても良いダ イコンに仕上がりました」
『やくらい高原大根』の収穫は、11月下旬頃まで続き、地元の直売所や仙台市内の百貨店などに出荷されるという。