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初の小学生解説員、8歳と9歳が3.11の教訓語り継ぐ「私たちがこれからも伝えていきたい」宮城・石巻市

2025年2月5日 12:15
初の小学生解説員、8歳と9歳が3.11の教訓語り継ぐ「私たちがこれからも伝えていきたい」宮城・石巻市

宮城県石巻市の「みやぎ東日本大震災津波伝承館」の解説員に、初めて小学生が認定された。
解説員に認定されたのは仙台市内の小学校3年生、安斉みゆさん(9)と田中杏さん(8)。

宮城県は震災の記憶と教訓を語り継ぐ人材を育成しようと、小学生から大学生までを対象に解説員の研修を行っていて、小学生の認定は初めて。

震災後に生まれた2人は、報道にふれたり家族の話を聞いて、解説員に関心を持ったという。

小学生解説員・田中杏さん(8)
「今まで知らなかったけど今回勉強してみて気づいたことは、 亡くなった人の数が思ったより多い人数でした」
小学生解説員・安斉みゆさん(9)
「私たちがこれからも東日本大震災のことを話して伝えていきたいです」

2人は今後、石巻市の「みやぎ東日本大震災津波伝承館」でガイドを行う予定。

最終更新日:2025年2月5日 12:15
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