トイレ不足の教訓から…避難所へのマンホールトイレ設置方針 仙台市の地域防災計画 能登半島地震受け
能登半島地震でトイレが不足した教訓などから、仙台市は地域防災計画に避難所へのマンホールトイレ設置などを盛り込む方針だ。
仙台市は、21日 市議会に対し地域防災計画の修正について説明した。
その中で、能登半島地震でトイレが不足した教訓から、マンホールトイレを指定避難所1か所につき5基設置する方針を示した。
マンホールトイレは、下水道のマンホールの上に簡易な便座やパネルを設けるもので、東日本大震災でも宮城・東松島市で使用実績がある。
また、修正する地域防災計画には、いわゆる災害弱者のスムーズな避難に向けた要介護者や身体障害者手帳を持つ人などのリスト化も盛り込み、3月の防災会議で正式に決定される見込み。
最終更新日:2025年1月27日 15:23